Diagenodeではエピジェネティクス研究で使用されるクロマチンとDNAメチル化の実験手法をマスターしていただける春のオンラインワークショップを開催いたします。
プログラム(2023年3月6日~16日)は完全にモジュール化されており、16日までのワークショップ週間の間、必要な項目だけ選択して聴講していただけます。あなたの研究に最も関連性の高いセッションにご参加ください!
また、エピゲノム解析の新しい技術や今後の技術についてもご紹介します。
すべてのセッションは、クロマチンおよびDNAメチル化研究に必要な手法の技術を習得するため、講義・デモ・ユースケースなどのアクティビティを組み合わせた内容となっています。ワークフローの項目毎に分け、深く掘り下げた内容をお届けいたします。
弊社のサイエンティストに直接質問していただくことも可能です。(専用チャットや掲示板を利用していただきます・言語は英語になります)
ワークショップ内容
クロマチン研究
6日の内容は以下の通りです。
- ChIP概略:ChIP-qPCRかChIP-seqか
- クロマチン調製:クロスリンク、細胞破砕、クロマチン断片化
- 免疫沈降セットアップ:抗体、N数、インプット、ポジコン/ネガコン
- ライブラリー調製とシーケンシング
8日の内容は以下の通りです。
- クロマチンプロファイリング手法:ChIPmentation, CUT&Tag, ATAC-seq
- タグメンテーション手順と他手法との比較
- iDeal CUT&Tag kit for Histoneプロトコール
- ライブラリー調製
- 解析
9日の内容は以下の通りです。
- ChIP-qPCR、ChIP-seqのデータ取得
- クロマチンデータのバイオインフォマティクス解析(ChIP-Seq, ATAC-Seq, Cut&Tag)
- シーケンシングQC
- 解析PCのリソース要件
- 必要なソフトウェア
DNAメチル化研究
14日の内容は以下の通りです。
様々なキャプチャー手法:MagMeDIP, hMeDIP and MethylCap
MeDIP-qPCRとMeDIP-seq
MeDIP-qPCR実験のワークフロー:細胞可溶化、DNA抽出と断片化、免疫沈降、DNA精製とqPCR解析
ライブラリー調製と増幅、サンプルのプール
15日の内容は以下の通りです。
- カバレッジ比較:WGBSとRRBS
- RRBS実験ワークフロー:サンプル調製、ライブラリー調製、サンプルプール、バイサルファイト処理、ライブラリー増幅、QC
- プール時に有用なソフトウェア:Intelligent Pooling Software
- RRBSシーケンス時の推奨事項
- 種間の多様性
- その他の手法:EPIC array, Human Methylome
16日の内容は以下の通りです。
- MeDIP-seq、MeDIP-qPCR:データ取得と解析
- RRBSデータ取得と解析
- バイオインフォマティクス解析:1塩基分解能でデータを取得する場合について
- 解析PCのリソース要件
- 必要なソフトウェア
情熱あふれるエピジェノミクスのエキスパートが、サンプル調製、ウェットラボのプロトコル、ライブラリー調製、解析、バイオインフォマティクスのワークフローを詳しく解説します。
初心者の方もエキスパートの方も、是非この機会にご参加ください!
皆様のChIP実験に関する質問と回答を下のページでご紹介しております。
専門家の生の回答満載で定期的に更新しておりますので、実験のご参考にぜひご覧ください!