クロマチン断片化には超音波処理装置の条件設定が大事ですが、超音波処理条件は多くのパラメータに左右され、希望の鎖長の断片を得ることは困難です。以下にクロマチン断片化条件の決定のポイン …
カテゴリー: ChIP School
Chapter 9. 次世代シーケンシングとバイオインフォマティクス
次世代シーケンシング(Next Generation Sequencing, NGS)は、ランダムに切断された数千万―数億のDNA断片の塩基配列を同時並行的に決定する実験手法です。 …
Chapter 10. ChIP実験マニュアル・ガイド
ChIPは原理は単純ですが、それぞれのプロセスにおいてパラメーターの多い複雑な実験系です。 Diagenode社ではChIP実験試薬および超音波処理装置メーカーとしてこれまでにノウ …
Chapter 11. ChIPを用いた転写因子の解析
転写因子(てんしゃいんし)はDNAに特異的に結合するタンパク質の一群です。細胞内で遺伝子が生涯を通じて適切な時に正しい量で正しい細胞において確実に発現されるように、転写を制御してオ …
Chapter 12. 少量細胞からChIP-seq解析を行う方法
次世代シーケンシング技術(NGS)が普及しより利用しやすくなるにつれて、ヒストンマークまたは転写因子の結合部位の同定や、タンパク質-DNA相互作用のゲノムワイドマッピングには、クロ …
ChIP-qPCR法で定量値を計算する方法
インプット(input)サンプルについて ChIP-qPCR法によってDNAを定量する際、実験系によって適切なコントロールを置くことが不可欠です。 ChIPでは抗体によって免疫沈降 …
Chapter 13. CUT&Tag法によるクロマチン構造解析
CUT & Tag法とは CUT&Tag(Cleavage Under Targets and Tagmentation)とは、タンパク質とゲノムの相互作用を研究するため …
キットを用いたクロマチン免疫沈降法プロトコール(1)
iDeal ChIP-seq kit for Histonesを用いたChIPアッセイ 1.はじめに クロマチン免疫沈降(ChIP)は、インタクトな細胞の特定のゲノム領域とのタンパ …
キットを用いたクロマチン免疫沈降法プロトコール(2)
4.プロトコール iDeal ChIP-seq Kit for Histonesは、細胞や組織からのクロマチン調製と免疫沈降に適しています。ステップ1のプロトコルは、細胞と組織で異 …
キットを用いたクロマチン免疫沈降法プロトコール(3)
2)ステップ2 細胞溶解およびクロマチン断片化 細胞または組織懸濁液を含む1.5 mlチューブに1 mlの氷冷可溶化バッファーiL1を加えます。ピペットで上下に数回サンプルを再懸濁 …