Chapter 4. ChIPキット vs. 受託クロマチンプロファイリングサービス


ChIPキットは何故便利?

ChIPの実験は原理が単純であるものの、それぞれの手順においてよい実験結果を得るための最適な条件を得なくてはならず、1から実験系を構築することは難しいと言えるでしょう。
既に使用するサンプルの種類・量・実験方法などが分かっている場合、これらの条件にすでに最適化されたキットを用いるのが貴重なサンプルを失うことなく上質なデータを得ることができます。

最適化されたキットの特徴をそれぞれ見てみましょう。

iDeal ChIP-qPCR kit - 低価格

  • 優れたコストパフォーマンス – 1反応あたり3,600円以下
  • 柔軟性 – 1〜400万個の細胞に対応します
  • 再現性 – 転写因子ヒストンをターゲットとした場合において、安定した結果を提供します
  • 信頼性 – カスタムプロトコールとは異なり、ChIP-PCRからChIP-seqに容易に移行可能です
  • シンプルなプロトコール – 日本語版プロトコールもご用意しています

iDeal ChIP-seq kit for Histones - ヒストン修飾に

  • 最適化済み – 細胞と組織からのChIP-seqのために各プロトコールを最適化いたしました
  • 検証済み – 複数のヒストンマークでChIP-seqを確認しています
  • フルキット – 断片化バッファー、免疫沈降バッファー、コントロール抗体、プライマー、DNA精製、必要な試薬を全て含む完全キットです
  • 最高品質のクロマチン Picoruptorに最適化されたクロマチン調製法で、エピトープの保存された最高品質のクロマチンを採取できます。

iDeal ChIP-seq kit for Transcription Factors - 転写因子に

  • 最適化 – 転写因子、および低濃度のターゲットに対するChIP-seqに最適化されています
  • 検証済み – BLUEPRINTコンソーシアムを含むエピジェネティクスのスペシャリストによって検証されています
  • フルキット – 断片化バッファー、免疫沈降バッファー、コントロール抗体、プライマー、DNA精製、必要な試薬を全て含む完全キットです
  • 最高品質のクロマチン Picoruptorに最適化されたクロマチン調製法で、エピトープの保存された最高品質のクロマチンを採取できます。

True MicroChIP kit - 低インプット

  • 超少数細胞 – 完全なChIP-seq手順に必要な細胞数はわずか10,000個です
  • 信頼できるシーケンシング – Microplex Library preparation kitと組み合わせることにより、ピコグラム入力のみでNGSライブラリーを作成できます
  • 検証済み – 複数のヒストンマークについて検証済みです

Universal Plant ChIP-seq kit - 植物細胞に

  • 万能 – 多種多様な植物種に適合します
  • フルキット – 断片化バッファー、免疫沈降バッファー、コントロール抗体、プライマー、DNA精製、必要な試薬を全て含む完全キットです
  • 植物に特化 – コントロールプライマーおよび植物用コントロール抗体を含みます

Diagenode社が取り扱っているChIPキットの仕様を下の表に記しました。Diagenode社のChIPキットは様々な用途に応じてすでに最適化された状態となっておりますので、あらゆるChIP実験用にお選びいただけます。

ChIPキット:仕様(表)

キット名iDeal ChIP-qPCRiDeal ChIP-seq for HistoneiDeal ChIP-seq for TFTrue MicroChIPUniversal Plant ChIP-seq
所要出発物質:細胞数/1IPヒストンキット:
1×105~106
転写因子キット:
4×106
1×105~1064×1061×104~105植物細胞1.8×105~1.5×106
出発物質:組織量/1IPヒストンキット:
1.5~5 mg
転写因子キット:
30 mg
1.5~5 mg30 mg植物組織0.1~2 g(湿重量)
適合ターゲットヒストン転写因子ヒストン転写因子ヒストンヒストン転写因子
適合アッセイChIP-qPCRChIP-qPCR/ ChIP-seqChIP-qPCR/ ChIP-seqChIP-qPCR/ ChIP-seqChIP-qPCR/ ChIP-seq
1.5時間ハンズオンタイム
所要時間2日
可能可能可能可能可能
自動化対応試薬有ありありありありあり
コントロール抗体IgG
H3K4me3
IgG
CTCF
IgG
H3K4me3
IgG
H3K4me3
コントロールPCRプライマーGAPDH TSS
Myoglobin exon 2
H19
Myoglobin exon 2
GAPDH TSS
Myoglobin exon 2
Arabidopsis FLC-
ATG
Arabidopsis FLC-
Intron 1
添付バッファー・試薬細胞融解バッファー
クロマチン
断片化バッファー
免疫沈降バッファー
DNA精製バッファー
細胞融解バッファー
クロマチン
断片化バッファー
免疫沈降バッファー
DNA精製バッファー
細胞融解バッファー
クロマチン
断片化バッファー
免疫沈降バッファー
DNA精製バッファー
細胞融解バッファー
クロマチン
断片化バッファー
免疫沈降バッファー
DNA精製バッファー
細胞融解バッファー
クロマチン
断片化バッファー
免疫沈降バッファー
DNA精製バッファー
カタログ番号C01010180
(24反応)
C01010050
(10反応)
C01010051
(24反応)
C01010059
(100反応)
C01010054
(10反応)
C01010055
(24反応)
C01010170
(100反応)
C01010130
(16反応)
C01010152
(24反応)

受託サービスはどんな時に使う?

これに対し、限られた時間内に正確なデータを確実に得たい・ChIPのデータは得たいが、実験系を構築する余裕が無い場合、受託サービスのご利用をお勧めします。Diagenodeでは受託クロマチンプロファイリングサービスでクロマチンに関する包括的なデータ取得をお手伝いいたします。

Diagenodeのエピゲノムプロファイリングサービスは、ChIP-seqおよびATAC-seqを介して多種多様なクロマチン解析オプションを提供します。

ChIP-seqをもっと身近に:豊富なフルサービス

  • 経験と実績:IHEC-BLUEPRINT Epigenome Consortiaの公式パートナーであり、ChIP-seqにおける10年の実績と経験
  • カスタマイズ可能なサポートプラン
  • 専門チームによるプロジェクト調整
  • ENCODE標準の高品質データ

カスタムNGSサービス

  • ピコグラムからのライブラリー調製
  • プロフェッショナルによる分析
  • 完全にカスタマイズされたプロジェクト

ATAC-seq:クローズド/オープンクロマチン領域

ゲノム全体のクロマチンのアクセシビリティを研究します。オープンクロマチン部位およびプロモーター、エンハンサー、およびインシュレーターなどの活性調節エレメントを同定します。

  • ヌクレオソームポジショニング
  • 転写因子のフットプリントの推測

製品案内

Diagenodeキットセレクタ

Diagenodeグローバルサイトでお客様のニーズに合わせたキットの選択をしていただけます。リンク先で用途をクリックし、詳細をご覧ください。

クロマチン プロファイリング サービス

Diagenode社で提供するChIP-seqをトータルでサポートする受託サービスです。各エリアの専門家が緻密にヒアリングを行って進めさせていただきます。


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