初発細胞数が100万個の場合、ChIPのプロトコールを進めるにあたりどのくらいロスすると考えられますか?




【FAQ】ChIPでの収率の最大化



まず、100万個の細胞はChIPでは十分な収量の得られるスタンダードな量と考えられます。手技に応じてロスが生じるのはしょうがないことですが、収率を最大化できるかは細胞の種類に正しく対応したプロトコールを正確にこなせるかどうかに依存します。

実験系を初めて立ち上げる際はスタンダードな量よりも多い量を処理し、得られたクロマチンより100万個・細胞に相当する量を分取してChIP実験に使用することを推奨します。もし初発サンプルの量が少ない場合には、1クロマチン調製あたり最小10000個・細胞から実験が行えるプロトコールがありますのでご利用ください。



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