【FAQ】超音波処理時のサンプルチューブの違いについて
ソニケーション効率はチューブの種類とサンプルの体積に依存して変動します。
Diagenode純正0.65 mLチューブと純正1.5 mL microtubes with capsでは同等のソニケーション効率を示しますが、15 mLチューブでは同等のフラグメント分布を得る場合、より長い時間のソニケーションが必要です。
Diagenode 0.2 mLチューブは最もスループットの高い選択肢でソニケーション時間も若干短くできますが、処理できるサンプルの体積は20-100μL/tubeに限定されます。
チューブ当たりのサンプルの体積は、ソニケーション効率を保ち再現性を維持するためにも守ってください。
また、サンプルの体積の減少に従い断片化効率は上昇します。もし100μLと300μLのサンプルがあり、同じ量の音波エネルギーが印加された場合、100μLのサンプルのほうが効率よく断片化されます。
Picoruptor サンプルチューブラインアップ (pdf書類)