【FAQ】転写因子ChIP時の添加SDS濃度
転写因子の解析用にサンプルを処理する際、1% SDSは濃度として高すぎて転写因子の変性やクロマチンからの脱離を引き起こす可能性があります。
Diagenodeでは転写因子のChIPには通常0.2% SDSを使用しており、この濃度であれば影響が最小でかつその後の抗体とのインキュベーションにも支障がありません。
0.2% SDSバッファーは弊社のChIPキットiDeal ChIP-seq kit for TFとEasyShear kit – Low SDSにも同梱され、使用されています。